園主の略歴
酒々井生まれ酒々井育ち。
学業終了後、当時流行りのバックパッカーでアジア諸国を放浪。流れ着いた南半球、ニュージーランドで専門学校を卒業後、帰国して成田空港で10年間旅客に携わる。その後外資系企業で10年。現在地元企業で勤務。地域貢献を意識した仕事に携わる。
ブルーベリー栽培開始
2017年副業として農業参入を決意。専業農家、兼業農家以外にも、IT農家、デザイナーモダン農家など色々な農家の形が出てくる中で、私のスローガンは”あるもので農園”と決めました。立派な門構の観光農園じゃなくても、美味しいものは作れます。コストを抑える分、入園料も抑えられます。そしてあるものをそのまま利用して地元に溶け込んでいる形、それが自然でありそれで十分だと考えています。
そして、副業でもやり方さえ間違わなければ農家は成立します。健康にもいいですし、一緒に作業すれば家族と過ごす時間も増え、一石二鳥のとてもヘルシーなお仕事です。
理念
個々のお客様に合わせた、柔軟な対応が出来る、田舎の親切農園を心掛けています。そして思い切り良く間引きして、大きく育った新鮮ブルーベリーを堪能して頂きたい、それだけです。
夏のイベントって「おいしい、たのしい」ですよね!
さらには地元酒々井に少しでも貢献できるよう、地元に根付いたブルーベリー農園として邁進していきたいと考えています。
こだわりの無肥料自然栽培
最初の植え付け以来、有機肥料を使って栽培してきましたが、2023年2月自家製ぼかし施肥したのを最後に無肥料栽培に切り替えました。土の環境作りのみでなく、植物本来の生長の仕組み、ホルモンの働き、水の吸い上げのタイミング、葉の組織成分、呼吸の仕組みなどを知ることが大切です。
そして菌根菌との共生を意識し、土中の仕組みを知ると、肥料を撒く必要がないことに気が付きます。植物は土中の菌根菌と協力し合い、必要な栄養分は自分たちで吸い上げ分け与え合います。
逆に肥料を撒くことにより、それら自然の共生関係は絶たれてしまいます。ましてや同じブルーベリーでも個体差があるのに、それに対して人間が必要な栄養を適格に与えることは不可能です。
大抵の場合は多く施肥しています。それは不自然なんです。
私は自然に任せた、ブルーベリーをサポートする栽培を心がけています。仮に自然に耐えられなくて枯れてしまうものがあればそれもまた自然です。感謝の言葉をかけて植え替えます。
言葉を掛け愛情をもって育てます。自分の気持ちがネガティブに振れているときは負の感情が伝わってしまう気がするので畑には入りません。
加えて吸収しきれない肥料は地下水を汚染します。酒々井の水は里山に降り注いだ雨が100年以上かけて濾過し磨かれてできた、口当たりまろやかなおいしい水です。それを守るためにも肥料を撒くことはしません。微力でもこの意識が少しずつ町や周辺の人達に伝わればいいと思っています。
第一農園”ファーム ザ ラビット”
2017年11月、長年落花生栽培をしてきた畑を改良し、 ブルーベリー診断士の指導の下、まずはph7~7.5あった土壌に硫黄粉剤を撒き酸度を下げ、植え付けの手法は穴を掘って苗を植えるではなく、ピートモス、木材チップ混合の高畝に苗を植える方法を選びました。その名の通り、すべてラビットアイ系が植えられている摘み取り園です。
*最後の落花生を収穫し終えたところ
*翌年の春、その姿はブルーベリー畑に変わりました!
圃場の展開
第一農園、ラビットアイ系ブルーベリーで、摘み取り園としてオープン
第二農園、実採り用兼研修用のブルーベリー畑
第三農園、ハイブッシュ系ブルーベリー畑
第四農園、ラズベリー畑
第五農園、接木専用のブルーベリー畑
第六農園、イチジク畑
他にも国産アボカドやバナナも順次行っていく予定です。
今後の展開
習得した知識と経験を活かし、今後は私同様に農業で副業にチャレンジしたい方の後押しをしていきます。そして行く行くは全国で副業栽培者のネットワークも構築していきたいと思います。
営業時間
ブルーベリー狩りに関してはこちらをご覧ください。
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LINEから連絡頂くのがスムーズです。
アクセス
お越し頂く場所
千葉県印旛郡酒々井町上岩橋917-1
080-1242-2504
satoshi@farm-fujisaki.com
駐車場およそ10台分
車でお越しの場合
・千葉しすい病院から700m、およそ2分
・酒々井プレミアムアウトレットから4.2km、およそ10分
(タクシーの場合概算で1メーター程度)
・京成酒々井駅、JR酒々井駅から2㎞、およそ8分
・成田空港から14.7km、およそ21分