久しぶりにお客さまのご紹介です。
三重県のKさま、4月に副業ブルーベリープランのコンサルサービスをご購入頂きました。
Kさま、私と同様にお勤めをされながら、地元の集落営農という団体に加入し、米、麦、大豆を栽培しており、既に副業として農業に精通しておられます。
ブルーベリー栽培は団体とは別で、まずは個人で試しに始められるようですが、まずもって米とブルーベリーの相性は良いです。日本全国、兼業でやられている方も沢山いらっしゃいます。
完全リモートですが、苗選びから栽培、販売までサポートするのが私の役目です。
早速植えつけ
Kさま、決断力があり行動が早いです。一通り年間プランをお伝えした後、サクッと大苗10本をご購入、植え付けされました。
どこに植え付けするか、見に行ける頻度はどうか、水はあるか、日陰はあるか、そもそもどんな苗を使いたいか、など色々な条件で、苗を植え付け出来る時期が変わってくると思います。
個人的に5月だと植え付けギリギリだと考えています。5~6月の陽射しなどの問題に対しての対策が必要になってきますので。(これは私の経験則、勘による考えですが)
なのでちょっと時期的にギリギリかなー、とも思いましたが、ここで植え付け出来ると来年の生長も違うし収益化まで近づくので、対策を練りながら植え付けして頂きました。
大苗を選んだのは流石です👍大苗を上手く使えば収益化までは早いです!5号ポット苗だと3年は待つことになると思いますが、大苗は最初の1年しっかりケア出来れば翌年からプレオープン出来ます。どのみち回収出来るのでサクッと大苗を買ってしまった方が商売的には良いと思います。
もちろん栽培を知るという意味では普通に5号ポット苗から育てるのも良いかもしれません。がそれは大苗とは別に持てば良いわけですし、やっぱり収益化優先で考えるなら大苗が手っ取り早いですね。
木材チップ
植え付けに必要な、忘れてはならない資材、それは木材チップです。こればっかりは地元で探して頂くしかないので、こういう物を探して下さいと伝え、取り寄せてもらいました。
細かくて扱い易そうだし分解し易そうです良いチップですね!
植え方
植え付けは簡単ですが、こんなイメージでお伝えしました。
植え方は事情によって変わってくると思いますが、これは割と何処の土壌でも出来る、安全で生長が促す、守備と攻撃に優れた植え方です。
ちなみに木材チップを土壌に混ぜるのは教科書的にはNGで批判を受けた事もありますが、私はこれでラビットアイを枯らした事がありません。大苗ラビットアイは200本以上植えています。
問題は発酵熱による根のダメージだと思いますが、土壌内部では地表での発酵と比べ、土の冷気と相殺されているのでしょうか?植え付け後の発酵で強い煙を見た事がありません。おそらく地表での発酵と違ってゆるりと発酵しているのではないでしょうか?(確証ないですよ⁉︎)
ただし、一応安全策として、根まわりはピートモスと鹿沼土を練った用土で覆うような構造にしています。ですので水分を含んだ用土が外側の熱を遮断してくれる造りになっています。
もちろん1番良いのは前以て木材チップを植え床に混ぜておく事ですけどね。
植え付け後
植えた後はリモートで剪定授業をしました。剪定すべき枝、剪定の種類、来年のイメージなどをお伝えし作業をして頂きました。
ブルーベリーで収益化するまで
私はブルーベリー駆けだしの時、勝手に信じた師匠と思える人がとても残念な人で、今はもう連絡していないのですが、その後身寄りのない子供のように、1人で黙々と手探りでブルーベリーと商売の勉強をしてきました。今思えば誰か的確にアドバイスしてくれる別の誰かがいればもっと無駄なく事業拡大出来たんだろうなー、と今でもよく思います。
コンサルやセミナーもよく探しました。ポチッとする手前まで指が行きかけました。でも出回っているそれらは多くが脱サラ向けだったり、養液栽培で高額だったり😢
副業が流行っているご時世で副業向けのサポートって無いんだなぁ、と感じたのをよく覚えています。
自分が今の段階で成功しているとは言いませんが、小規模の割には楽しく収益化も出来ています。
こんな私でも誰かをサポートし、副業ブルーベリーの楽しさを広げて行けるように頑張って行こうと思います。
大切なこと
大苗10本植えた畑はこちらです。
活着すれば直ぐに大きくなります。大きくなれば一つの木から5〜6キロは収穫出来るようになります。
しかし、大切な事は、販売出来るものはブルーベリー5〜60キロだけではないという事です。
なんでもアイデア、知恵、努力、これがあれば可能性は広がります。考える力が大苗10本のポテンシャルを増幅させます💪
だから楽しい副業ブルーベリー。ブルーベリーを大きく育てつつ、自分も大きく成長していくんです😄
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