
自然栽培で植物と向かい合う。
2023年2月、ぼかしを施肥したのを最後に、自然栽培に切りかえました。
肥料を使わない分、植物の事を観察し理解する。どうしたら元気な状態、生長と結実のバランスが良い状態になるか。
植物ホルモンを理解し、触れて対話をする、本格的な自然栽培にチャレンジです。
枯れたユーリカ 疑念が残る垂直仕立て
2025年春に3年生のユーリカを3つ地植えしましたが、夏の猛暑に耐え切れずに、2本生育不良、1本は枯れてしまいました😢
垂直仕立てにして上に上に伸ばす方法で管理していましたが、思うように伸びず、水不足もあり、あえなく残念な姿に。

樹勢が強く育てやすいユーリカですが、垂直仕立てには向かないようです。いや、何ならハイブッシュ全般向いていない気がします。ユーリカ以外にもエメラルドやトワイライト、他数品種やりましたがどれもそこまで太い主軸が作れず💧
何となく!?上手くいったのはカミールとジュエルかな。それでもこの2つはもともとハイブッシュの中でトップクラスに樹勢が強い品種。特にジュエルは1年垂直仕立てやって、解放した後の伸びが凄く良かった。
個人的に、ハイブッシュはある程度自由に伸ばした方が良い気がしています。あとは有機物をたくさん漉き込んで、遮光して葉面散布。これがベストかなと。(肥料やるかどうかはポリシーによる)
とは言え、理屈としては垂直仕立ては効果的なはず。
他の果樹ではうまくいっています。これが上手くいくと樹形も決まり易く、剪定作業もパターン化しやすく、とても気にいっているのですが…
何故かハイブッシュではうまくいかず…そして出来なかった理由が、今のところハッキリしません(-_-;)
植え替え
枯れたユーリカでは、バックアップ(NPポット#25)があるので、今回はそれを植えます。

鉢植えで育てる方が3倍くらい初期生長速いですね。
根張りも最高です。

最近思うのは、植えるなら大苗か、鉢植えで1~2年大きくした苗を地植えした方が上手くスタートが切れるのではないかということ。要は3.5号ポットや5号ポットの地植えだとどうしても昨今の猛暑に耐え切れず、苗をダメにしてお金も時間も無駄にしてしまう可能性が高いのではないかと。とは言え量があるとそれもできないので、その場合は別の方法を考える必要がある。
さて、今回は連作障害を避けるため、大き目に穴を掘って、土は場外へ持ち出します。

そして用土は針葉樹チップ、これに少量のピートモス(根回りに配置)。針葉樹チップはてんこ盛りに敷きます。針葉樹チップがブルーベリーの生育に良いことはスパルタンを使った実験で体験しています。


そして剪定はほとんどしません。変な枝を切るくらいにとどめます。
強剪定するのは2月中旬、今は土壌にならして3月のスタートダッシュに備えます。

理想の圃場が完成するまでは、やはりバックアップは必要ですね。
いつか全部理想の品種を揃えて全部が上手く成木になるのはいつなんでしょうか!?
それまで地道にがんばります!
最後までお読み頂きありがとうございました。
最近のコメント