当園の育苗圃場の隅にブラックベリー（トリプルクラウン）が9つ植えてあります。

色々忙しくてまともに誘引していないのも悪いんですが、放置していたら付近一面ブラックベリーに覆われてしまいました😱

春からある枝は支柱にした竹（トレリスとも言えないレベルです…）に縛りつけていますが、春以降は何もしていないので、夏伸びた枝は地面を這う様に3〜4m伸びています。

そして多くの枝先は地面に埋まって、そこで根を張っています。

ブラックベリーの生命力は本当に凄くて、これが200箇所くらいありました。

この様に根量が多いものも多数。

中には枝が伸びた先で分岐してその先全てで発根しているものも😅

まるで芋掘り（笑）これ一本の枝ですよ⁉︎

そして両端に根をつける不思議な枝もあります。

良さげな根が張った枝を集めながら、得意の強剪定をしていき、スッキリさせました。

全て主軸2本に留め、竹支柱からはみ出る部分は問答無用で切る！勿体ないと思っているとまた来年手が追えない状態になります。

ちなみにこの処理をしなかったら、それぞれ根を張ったところから来年主軸が伸びてきて、そこに新しい株が生まれることになります。つまり1年で9個から200個にブラックベリーが増えるという恐ろしい事になるのです。なんと1年で20倍に！信じられないですね…😅

そして持ち帰った枝（バケツ3個分）を使い、40個程苗を作りました。

10日位日陰で様子を見て、調子を崩さなければ問題なく苗として販売出来ます。

ちなみにブラックベリーはそこまでデリケートに用土を選びません。今回はいちごの培養土として使っているスギ皮と籾殻をメインで使ってみました☺︎

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