先週先々週辺り、大風が吹いたり大雨が降ったせいだと思いますが、接木が2本枯れてしまいました。

一つ目は去年作ったティフブルー台木のチャンドラー。

支柱までやっていたのに残念です。大風の次の日から苗上部から次第に枯れていき、1週間で全部枯葉になりました。

切ってみると枝ほまだ生きている様ですが、接合部分をつまんでみると、ガタガタ揺れます。枝もいずれ枯れるでしょう。

接合部と穂木ばかりが太りアンバランスですね。こればかりは仕方ない気がしますが…。もしカルスや接合をコントロールする技があれば知りたいですね。きっと接木の際の台木穂木選び、接木自体に私がまだ知らない秘密があるのかも知れませんが。

ちなみに同級生のもうひとつは大丈夫です。接合部もしっかりしています。

枯れた2つ目はブライトウェル台木のスパルタン。これも去年接木したものです。

これは理由が良く分かりません。接合部もしっかりしています。枯死したのが樹形が悪いもので不幸中の幸いでした。せっかくなので接合部、メデールテープを剥がして見てみました。

ちゃんとくっついてますね。化成肥料を1粒か2粒やりましたが、それで台木事枯れてしまったとは思えません。可能性があるとしたら加湿かもしれません。これは3.5号なのですが、5号鉢と一緒にギュウギュウに並べていたせいか、これだけ表面にコケが生えていました。

いずれにせよ悲しい事です😢仕事としては接木をやらない、と決めている人も多くいますが、ホントに理由が分かります。手間です。

しっかりとした技術を習得すれば良いんでしょうけど、実際には接木した後の管理の方が大変だと思います。個人的には。風を受け過ぎず、通気性が良くというのがポイントだと思いますが、私のハウスはもうパンパンで中々そんな良い場所も限られています。水管理や台芽、雑草処理などもやはり挿木より大分気を使います。

と言っても楽しいのは楽しいんですよね。だから続けるでしょうけど(笑)

来週は今年の接挿しの様子を見てみようと思います😊

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