2月に2回に分けて挿した接木挿しの経過発表です。以下全てティフルタンです。(ティフブルー+スパルタン)

こちらは元々調子の良かった第一陣の接木挿し

2/1に挿して3ヶ月くらい室内、カーテン越しで管理していました。4月の半ばくらいまで20個全てが調子が良く、ブラックチップまでいきましたが、そこからドンドン脱落していき、ほぼ壊滅状態です。残り3つくらいは辛うじて生きていますが未だに発根していません。

第一陣なので慎重に作って管理していただけに残念です😢太い台木に太く長めの穂木選抜して組み合わせ、直射日光に当たらない様にカーテン裏で明るい日陰を作り、毎日水管理まで徹底してやっていたつもりです。

それでも穂木の貯蔵養分が尽きてしまうと一気に枯れ込みます。多分この貯蔵養分が尽きる前に台木から養分を流してもらう仕組みが必要なんでしょう。要は台木の発根を急ぐ事、これの意識が足りなかったのかな、と感じています。

対してこちら第二陣の接木挿し

前者のものより細い台木と穂木の組み合わせです。25本作って今のところ半分以上生きています。いくつか見てみたら発根しています。

これは発根確認出来ませんが、多分根鉢の中でまだ生長中と思われます。

第二陣も2月は半ばに作って、寒い時期だけ室内。3月半ばからハウスへ移動しました。つまり第一陣より放置していたのです。

ただハウスと言っても風はある程度通るようにしているので、これが第一陣と大きく違うところでした。第二陣はカゴトレイに入れてますが、それ自体を枕木に載せているので鉢底に風が通ります。これが発根を早めた理由と思われます。対して第一陣は過保護に育てていたので頭の伸びは良かったものの、鉢底は入れ物にピッタリくっついていたので通気性ゼロ。穂木の力尽きたらそこで枯死。という事になってしまったわけです。

つまり、通気性です。

来年もやるか分かりませんが、良い勉強になりました。過保護にしつつもある程度外でワイルドにマイルドに育てなければいけません。明るい日陰に鉢底の通気性、それから水管理。

やはり接木は接ぐ技術も大事だけど、そのあとの管理がもっと奥深いと感じました。

だから楽しいのだけれど。

また報告します☺︎

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