
自然栽培で植物と向かい合う。
2023年2月、ぼかしを施肥したのを最後に、自然栽培に切りかえました。
肥料を使わない分、植物の事を観察し理解する。どうしたら元気な状態、生長と結実のバランスが良い状態になるか。
植物ホルモンを理解し、触れて対話をする、本格的な自然栽培にチャレンジ中です。
チャンドラー大ダメージを受ける
チャンドラーの森の自根チャンドラーは去年、猛暑で生育不良に陥ってしまい、去年は夏芽も伸びずに秋生長も無い、蕾もつかない、という散々な結果になってしまいました。
植え付けから丸5年でしたが、5年経つと突然死や急な生長不良があるとも聞きます。
しかし接木チャンドラーは割と平気でした。こちらも同様にダメージはありましたが、さすが接木といいましょうか、自根ほどヤバい状況には至らず、今年も果実をつけてくれています。(数は減ったけど)
チャンドラー復活に向けて
今年は復活にむけて、冬剪定では主軸を一本だけ残し、他は大きく地際で切りました。(これの理由は動画(←クリック)にしています)
そうすると頂芽優勢のため、春には残した主軸から新芽が動き出します。(大切りした他主軸は半月くらい遅れて新芽が動きだす)
今回はこの新芽の調整をします。結果枝頂部から3本くらい新芽が展開しますが、これを一本にします。
↓新芽が3本ありますが、

↓1本にします

接木株は強剪定していないので、株全体の7〜8割でこれを行います
↓調整前

↓調整後

これをやる目的は、強い結果枝を作る!です。枝数を残して、葉っぱの数稼いで光合成増、という考えも一般にはありますが、これだと6〜7割の出来の結果枝が多数出来てしまいます。
特に今回は1年で復活を目指しますので、枝数は少なくて良く、むしろ強い結果枝のみを残したい、という考えです。弱い枝は害虫を呼び寄せる原因にもなります。しかも弱い枝はどうせ剪定で落とすでしょ⁉︎なら芽かきした方が良いわけです。
去年夏芽が出なかった事もあるので、最悪の場合春枝だけでも立派にしておきたいという考えもあります。しかも今年は去年より暑くなるらしいし。
なので今年はこれに加えて、遮光にも少し力をいれます。
無施肥の分他所の農園より樹勢で手間取ることは多いけど、味は確実に美味しくなります。
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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