2024年、今年から無肥料です。
去年2月にぼかしを施肥したのが最後。肥料を使わない分、植物の事を観察し理解する。どうしたら元気な状態、生長と結実のバランスが良い状態になるか。
今年は植物ホルモン活性化を意識した自然栽培にチャレンジ1年目です。
「いちご」は難しいのか、簡単なのか!?
今回はブルーベリーでなく、いちごのお話です。
まずもっていちごは難しいイメージ、苦手意識があります。というのも、私は過去に一度部屋の中で水耕栽培にチャレンジしたことがあるのですが、全くうまくいきませんでした。
それとブルーベリー仲間でもいちごは難しいと言っている方がいます。
しかしその反面、近所のおじさんは自分の畑でいちごの放置栽培(⁉︎)をしていて、毎年美味しいいちごを食べています。全く世話していないらしいです。それでも形こそはそこまでよくないものの、味はしっかり美味しく、家庭で消費する分には十分な質。30m2くらい面積があり、量もかなり採れます。
いちごは難しいのか、簡単なのか…?
まずはしっかり調べよう、ということで色々調べました。
大事な品種選定
で色々調べた結果、結局品種選びが一番大事ということがわかりました。
いちご狩りなどで見る品種の多くはハウス栽培用に改良されたもので、家庭菜園や近所のおじさんのように野外で栽培するに適した品種は別にあります。
というわけで数ある品種から厳選した結果、今回使う品種はこちらになりました。
地植え
・宝交早生
・女峰
・東京おひさまベリー
・とちおとめ
鉢植え
・白蜜香
・よつぼし
自然栽培で「いちご」を育てる
品種が決まったら次は植え方と時期の問題です。
植え床には、木材チップが分解したもの、籾殻をメインに蒲鉾状の畝を作り、その中に朽ちた竹を入れます。籾殻は中期の分解目的で、竹は長期の分解目的。若干菌ちゃん農法っぽくなりましたが、糸状菌を意識したものになります。
ブルーベリーの経験から、糸状菌がある株、ない株では根量が明らかに違うことは分かっています。いちごももちろん無肥料でやるので、なるべく有機物を活用した栽培はひとつ大事なポイントだと思いっています。
植え付けの時期は夏の暑さが落ち着いたらなるべく早く。今回はホームセンターで先に手に入ったとちおとめを9月20日に植えて、その後女峰を植えました。苗が入荷するタイミングも割と品種ごとにちがうようでした。東京おひさまべりーと宝交早生に関してはホームセンターにはなく入荷する予定もないということで、タキイネットで購入しましたが、この二つが届いたのは10月下旬。さきのとちおとめ、女峰と1か月差が出ましたが、まだ何とか暖かいうちに植えることができました。
ブルーベリーも同じで、今は秋植えが大事。暑すぎる真夏から休眠までの間、暖かい気候にどれだけ生育出来るかが来春のスタートダッシュに繋がります。
秋の生長が成功へのカギなのです。
植え付け
植え付けは30センチ間隔でひと畝に2品種。
植える前日から水に浸し吸水させてあり、植えるのは簡単でコテで穴ほってポンっと入れるだけ。根をほぐすこともしません。
植えたら支柱を立てて、そこに縛りつけます。
これが結構大事で、葉を地面(マルチ)に着けないことで汚れや病気、暑い日の熱から避けることができます。時期によっては暑さによる葉焼けから株がどんどん弱まることあります。そして垂直仕立てを意識しているわけではないですが、自然と垂直仕立てになっています。
ちなみにランナーですが、セオリー通り半分は切り取り、もう半分はそのまま垂直に縛りつけています。各品種半分ずつ。あまり差がでない、という情報も目にしたことありますが実験です。果実に差がでるようならやる意味ありますし、なければ来年以降ランナーは切るで統一したいと思います。(縛るの結構手間なので💦)
よつぼしと白蜜香は鉢植えですが、こちらは油粕を使用。用土もホームセンターで買ってきた花と野菜の土がメインでパーライトとココチップを混ぜました。一般的な栽培もやってみます。
いちごの使い道
ということで、今回初のいちご栽培をやってみましたが、果たしてうまくいくのでしょうか!?
うまく収穫までいけたら、来年はカフェメニューで使いたいと思っています。実はクレープ屋さんをやりたいと思っていて、いちごもクレープで使用します。
無肥料で体に良いいちごを使ったクレープ。形はきれいじゃなくても本当に良いものを作りたい。
というわけで、クレープやるためにいちご栽培を始めたわけですが、全くの素人なのでどうなることやら、、、
応援お願いします😊
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