最近、ブルーベリー栽培と菌根菌の関係を色々調べています。
そこから話は広がり、植物の生態やブルーベリーの歴史、なぜハイブッシュ系とラビットアイ系に進化が分かれたのか、ワイルド系は何なのか、などに話は広がります。
つまり、ブルーベリーはずっと昔の何万年も前から菌根菌との付き合いがあるのです。
その実際の「ブルーベリーの世界史」と、「日本のブルーベリー栽培の歴史と現状」との摺り合わせが、今の自分には必要だと感じています。
今主流のピートモス栽培は理由が「土壌PHを酸性に傾けるため」という理由だけです。しかしながらピートモスは分解して酸性も中性に向かいますし、それを補充するには資金も体力も時間も必要です。
人間の手が加えられなくてもブルーベリーは北限地域で自生してきた。エリコイド菌根菌とともに。エリコイド菌根菌はピートモスを補充してくれてますか?違うものをブルーベリーに提供して、ブルーベリーを生理的に強くしてくれています。
例えて言うと、「ピートモスは暖かい布団になる」「エリコイド菌根菌は寒風摩擦になる」という事でしょうか?分かりにくいかな?(笑)
暖かい布団は有機物なので分解します。そのあとは環境が変わり急に生育不良に陥ったり枯れたりします。完封摩擦を極めれば布団なんかなくても大丈夫!(たぶん笑)という事ですね!
私はつい数年前にブルーベリーを始めたばかりですし、学者でもないので、このブログで菌の細かい話をすることはしませんが、ラビットアイ系は住みやすい環境に逃げてきた群衆なので、エリコイド菌根菌依存率は高くありません。なので特に意識しなくても育ちます。
でもハイブッシュ系はやはりエリコイド菌根菌がいないと一人では生きていくが出来ません。挿し木やポット栽培ででも自然と菌根菌が発生しているという記事もありますが、ちょっと疑問を持っています。だったら日本全国どこでも栽培成功してるのでは?と思うからです。しかもピートモス使ってるなら尚更いい環境じゃん。というかそもそも何処から来たの?という感じです。
マジョリティが畑やポットじゃなく、落ち葉の積もった酸性土壌に植え付けしているならその説も納得できるのですが…
この辺は???なので自分で実験してみようと思います。
そして菌根菌資材を買いましたので、簡単な説明と合わせて動画撮りました。
もしご興味あれば覗いてみてください!
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