去年の秋に新たに借りた一反の畑にブルーベリーを植えました。
ハイブッシュ72、ラビットアイ28の合計100本。
今回初ではないでしょうか⁉株間2.5mで広々としたレイアウトです。他の圃場は欲を出して株間1.5m程度。正直かなり狭く作業がやりにくいです😅今更真ん中間引くと広すぎるし収量減るし…。とりあえず今は変更する余裕無いのでとりあえずこのまま。その代わりに新しい畑は広々としたわけです。
植え付け手順紹介
地主も高齢。元々一部しか畑を使ってなかったので、大部分はたまにうなる程度。年末、まずは地べた全体をキレイにして、植え床に篠差しをしてポジション取りをしました。
その後は植え床にもみがらをガサーっと。この金色がキレイなんですよねー!
目的は土壌改良。水捌けとケイ酸補給、中期的な有機物確保。と言ったところでしょうか。
次に木材チップを入れます。これは微生物増殖と団粒構造です。そして堆肥効果。
次は米ぬかを。もみがら、木材チップの分解促進。土壌に少し栄養を。
それらを畑の土と混ぜます。そして数日置いて硫黄粉を少し振り掛けました。
いざ、植え付け!
で、ひとまず米ぬかの発酵を促すため、3ヶ月待ちました。
根が動き出すポイントは地温が6℃に達した時と言われています。6℃を超えて真夏は伸長が止まり、その後地温が6℃を秋の終わりまで根は生長を続けます。
この日は2/18、地温10℃でした。
YouTubeでもやっていますが、菌根菌資材を上手く共生させる為、なるべく根が動き出すちょっと手前で植え付けをしました。
この畑はピートモスを使わず代わりに菌根菌でどこまでいけるか⁉︎というテーマで植え付けをしています。ピートモスを使った方が、特に初期段階の生長は段違いで良いのですが、菌根菌資材がどこまで有効か、あまり情報が無いので、ここで100本使って実験します。なのでなるべく早く、そして共生確率を上げる為に、暖かくなる手前の2月後半まで待って、根鉢を崩さず、根鉢に菌根菌資材をまとわせ、それを麻布で包みました。
そしてYouTubeではやっていませんが、根出しの為,更に麻周りを湿らせた少量のピートモスで包みました。ピートモス無しの土壌にいきなり元気に根が出るとも思えなかったので、一旦ピートモスで餌撒という技です。
これでピートモスに誘われて伸長した白根が菌根菌に触れて共生すれば、その先はピートモス無しの用土でも菌糸が伸びて土中養分を拾ってきてくれるのではないでしょうか⁉︎
どうなるかは秋頃分かると思います。
実際の植え付けは写真撮ってないので、YouTubeをご覧になって下さい!
植え付け完了!
久しぶりに大量に植え付けをしたので疲れました💦
でも新しい圃場が出来ると楽しいですね!ここは全て良苗ではなく、販売出来ないけど捨てるのはもったいないなぁ、というB級鉢植えも多数あります。恐らく地植えに耐えられずに枯れるものも出てくると思いますが、これも菌根菌資材がどこまで効くか、試してみたいところです。(ダメなものは何やってもダメなんだろうけど…それはわかっています😓)
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