年明けからやろうやろうと思いつつ、後回しになっていたブルーベリー、ラビットアイ系の“ウッダード”の地植えを、ようやく4/2に行いました。

親木を作る

これは特に摘み取り用ではなく、穂木取る親木として育てます。

去年、とある花木の流通業者さんから数品種ブルーベリーの苗を作って欲しいと依頼を頂きましたが、当園にはウッダードだけ無く、ご期待に応えるべくようやく定植しました。

もちろん直ぐに穂木が採れるようになるはずもないので、暫く穂木はどこかから仕入れないといけませんが…。4株あればいずれは沢山穂木がとれるようになるでしょう。

植えつけ

苗は5号鉢。そこそこ根張りも良いです。

今回は人目につかない場所に植えました(笑)大きな栗の木の脇。借地ギリギリのラインに。

植えつけ時に菜種油粕をやろうと思いましたが、それよりエリコイド菌根菌で自活してくれるかな?と思い、松本微生物研究所のブルーベリー用G2をたっぷり根に付けて植えてあげました。

肥料があると菌根菌が働かなくなるので、併用すると意味がありません。元肥やりたい気持ちを抑え、あえて菌根菌のみで植えつけしてみました。

切り戻しする?しない?

植えつけた後は、地上30センチくらいで切り戻す!そしたら強い枝がでる!

というのが定番ですが、最近自分の中でちょっと疑問…というか、それマストなの⁉︎という思いがあり迷っています。

切り戻しの理由は、強剪定する事で強い枝が出て(ホルモン作用による)、株に主軸が出来て樹形作りがしやすくなる。というものだが、個人的には苗によるのでは⁉︎という思いがあります。

フェスティバルのような強い品種や、元々太いシュートがあるような苗木は切り戻しでも良いと思いますが、ちょっとB級品的な苗木や根張りがあまり良くないものは無理やり切り戻ししないで、花芽を取り除き、葉っぱを沢山残して上げる(=沢山光合成をさせてあげる)方が良いのでは⁉︎と考えています。

切り戻しするしないはホント聞く人によって違います。

という事で、今回のウッダード4株は全てそこそこの根張りだったので、パターンを変えて植えてみました。

さて、どうなるかでしょうか。

ラビットアイなのであまり生育の違いが出ないかもしれません。しかも菌根菌のみで、というテストもしてるので、一般的に正しいと思われる結果が得られないかもしれません。