2023年は2月ぼかし肥料を撒いて、それ以降施肥はしていません。
SNSで何度か表明している通り、これからは自然栽培を目指していきます。

今回も忘備録として書いていきます。ぜひ最後まで読んでいってください!

今回は光合成と呼吸のおはなしです。

人間はご飯を食べてエネルギーを得ていますが、植物は日光を浴びて水と二酸化炭素などの無機物を原料に、デンプンや酸素の有機物を作ります。

つまり植物は自分でご飯を作って消費し、そこから活動の為のエネルギーを得ているのです。そのため人間が適正量も分からず肥料を撒くことは不要であり、強制的にもっと食えもっと食えと撒かれると植物は食べ過ぎで体調不調に陥ります。

光合成をサポート

植物が光合成でエネルギーを作ることは知られていると思いますが、春から秋はなるべく葉っぱを沢山残し、葉っぱの機能を高めることが充実した光合成をサポートする手段になり、自然栽培へ向けてのひとつの鍵になると考えて思います。

これからは肥料を使わないかわりに今まで以上に葉面散布にこだわりたいと思います。細かくはこれから色々調べていくつもりですが、現段階でボワッと考えているのは、カルシウムや鉄の微量要素補給です。

カルシウムなどは根から吸収できないため、葉面散布が必要となります。カルシウムが効いた葉っぱは厚みがあり、防御力もあがります。鉄は葉緑素が増えて光合成が活性化されます。さらに細胞内のミトコンドリアの働きがよくなり、後述する呼吸が活性化されます。

呼吸を知る

日中に光合成で作ったデンプンは夜、葉っぱの中で糖に変えられ、師管を通って根に運ばれます。根は水に溶け込んだ酸素を吸収して呼吸をしているわけですが、その呼吸作用によりデンプンなどの有機物をエネルギーに変えているのです。

つまり光合成が大事と言う事は広く認識されていますが、そのデンプン等が夜間、植物の呼吸によって消費されていることも大事なファクターとして知っておかなければいけません。

さらに呼吸前の夕方灌水により、呼吸作用は活性化し、植物ホルモンがたくさん生み出されます。そして吸収された植物体内の水分は、月の引力により引き上げられ、植物を大きく生長させます。

前回の記事で植物は窒素を食べて大きくなるわけではないと書きましたが、これはその内容につながるもので、以下に植物ホルモンを活性化させるかがポイントになります。

「光合成を促進させ適正な灌水をする」この記事ではこれが大切です。ということに留めておきます。

まとめ

というわけで、今回は光合成と呼吸について簡単にまとめてみました。

植物を知ることが自然栽培への道。適正な水管理と葉の維持、これがひいては根の生長にもつながると思います。

今日はここまで。また続きを書こうと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。