2024年、今年から無肥料です。
去年2月にぼかしを施肥したのが最後。肥料を使わない分、植物の事を観察し理解する。どうしたら元気な状態、生長と結実のバランスが良い状態になるか。

今年は植物ホルモン活性化を意識した自然栽培にチャレンジ1年目です。

無肥料にしてよかった

去年の暮れから「来年から無肥料栽培するぞ!」と言い続け、まさに今ハイブッシュブルーベリーの収穫中、そろそろ終盤になってきましたが、結論から言いますと、

無肥料にしてよかった〜!

というのが素直な感想です。

問題なく大粒でおいしいブルーベリーが沢山収穫できています♪
なんならエグ味もなく、キレイな味になったと思います。

そして確信しました。
食べる上で、主に「大きさ」と「甘さ」が重視されると思いますが、それらのレベルを上げるのは「剪定」と「摘果」、そして「収穫スキル」が重要です。

肥料の有無じゃないなと。

「剪定」は木の調子を整え、病気になりにくい体つくりを。

「摘果」は実の数のコントロールが粒の大きさと味を大幅に決める。

「収穫スキル」は完熟を見極めること。粒の張り、色合いを正しく判別できるとかなり美味しいものが食べられます。見極めが不十分だと剪定と摘果の努力も報われず…という結果になります。逆に、剪定と摘果が不十分でも、収穫スキルが正しく身につくとそれなりに美味しいブルーベリーが食べられます。終わりよければ全て良し、という感じでしょうか。それくらい収穫スキルは大切です。

まだ無肥料に切り替えて1年目ですので、もちろん残留肥料もあるとは思いますが、概ね感覚は掴めました。

今年は心配で販売を規模小さめにしていましたが、来年はもっと攻めに出ます。

害虫が激減

さらに良いことに、無肥料に切り替えたおかげでほとんど害虫がつきませんでした。

毎年、アブラムシやシャシャンボ、シャクトリムシなどにやられていましたが、今年は極めて順調です。ブルーベリー界隈のトークで害虫話しで盛り上がっている中、私は静観していられました。

どの薬がいい、買ってみます、試してみます、頑張って手で取ります、と多くの方が情報交換し、奮闘していましたが、私はアブラムシ被害が1個だけ発生するに留まりました。(ただし大量発生中のカメムシや黄金虫の食害はあります💦)

という感じで、今年はその辺の労力がかなり軽減したので、その分幼苗の芽かきや活力剤を振り撒くなどに時間を当てられました。防除よりポジティブな仕事の方が楽しいですし、無肥料いいなと思いました。コストも大分セーブできますし。

そろそろラビットアイ系も食べられるようになってきたので、そちらも確認して行こうと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。