ネット等色々見ていると、“植え付けした後地表30㎝あたりで切り返し(戻し)をする”とよくあります。
個人的には“切り返しはした方がいい”位にしか考えていません。
折角1メートル前後の苗を買っても30㎝で切っちゃうのってちょっと嫌ですよね!?私はブルーベリーを1,000本近く地植えしてきましたが、未だに切り返しが嫌です。
もったいない気がすると言うか、つまらない気分になると言うか。。。多分みんなそうだと勝手に思っています。
それと切り返しをする理由ってあまり情報がないと思いませんか⁉︎
私は果樹栽培を始めた当初、この切り返しの意味が分からず色々ネットを見ましたが、満足のいく情報は得られなかった覚えがあります。なので知恵袋に投稿したりもしていました。
こちらの写真はデライトですが、2020年2月に地植えしましたが、切り返しをしていません。
見て分かる通り、主軸が一本立ちで頭でっかちになっています。上の方ばっかり茂っています。この状態で強風がくればかなり煽られますね。実を付けた時はなおです。揺さぶられると根元もダメージを受けるので、決して良い状態とは言えませんね。
そして何もない足元の空間↓がちょーもったいない気がしますね。
仮に植え付けの時、↓この辺りで切り返しをしていれば、主軸が矢印のように2〜3本に増えて足元がずっしりしていたかもしれません。つまり切り返しはした方が良かった、とここでは言えます。
ただし長い目でみると、絶対に強いシュートやサッカーは生えてきますし、主軸の更新はいずれします。
1番大切なのは、植えてからその土地で生えたシュートを大切に育てる事だと思います。他所の環境で伸びた枝より、その土地で伸びた枝の方が立派に生長します。それは切り返しをしてもしなくても関係無く、いずれ生えてきます。
ですので“切り返しはした方がいい”位にしか考えていません。
知り合いのブルーベリー仲間も“どっちでも良い”位で考えています。
自分でテーマにあげておきながら、“どっちでも良い”という結果は何とも微妙ですが、同じ疑問を感じていた方もいると思うので、とりあえずひと記事書こうと思いました(笑)
ちなみに他のデライトも1枚あげておきます。
こちらも足元チョロっと生えてますけど、主軸レベルではないので、冬剪定で切るかもしれません。
今回取り上げたのが、デリケートなイメージがあるデライトなので、それが微妙かもしれませんが、参考になれば幸いです。
ちなみにホームベルは何をしてもしなくても、ビュンビュン生えてきます(笑)
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