2024年、今年から無肥料です。
去年2月にぼかしを施肥したのが最後。肥料を使わない分、植物の事を観察し理解する。どうしたら元気な状態、生長と結実のバランスが良い状態になるか。今年は植物ホルモン活性化を意識した自然栽培にチャレンジ1年目です。

 はみださん園地見学 

去年2月、初めてはみださんを訪ねました。(2/23)

はみださんはブルーベリー栽培をしている人ならご存知だと思いますが、はみだし園芸マンブログで有名なブルーベリー界のレジェンドです。

その日ははみださん園地で接ぎ木の練習。須藤農園さん、マミズベリーファームさんも集合し、みんなで地植え株に接ぎ木の練習をやりました。

その時の動画はこちらです↓

 それから1年経って、自分が仕込んだ接木がどうなっているのか気になりましたので、つい先日2回目の訪問(2/10)をしてきました。

私は3株(台木フェスティバル、穂木チャンティクリア)接ぎ木したのですが、1つは台芽が伸びきっていて穂木死亡。残り2つは成功、という結果に。

成功したうちのひとつはそこそこ。微妙な生長度合いで2本立ちのうち片側は生長不良のようです。(写真なし)

2つ目は割と良い感じに成功しています。3本立ちですがどれも均一に生長していて美しい姿です。

忘れないようにこれだけ名前を書いておいたのですが、これが当たり株で安心しましたw

 こちらの動画もありますので良かったら見てみてください↓

 そして圧巻の生長を遂げた接木スパルタンの話はここからです。

この日午前中はみださん園地で去年のレビューと今年の接木をして、午後はマミズさんの園地を見学にいきました。

マミズベリーファームさん訪問

この日茨城県石岡市にあるマミズベリーファームさんを訪ねたのは初めてでした。数年前から親交はあるものの、いつもウチへ来てもらってばかりで、私が行くのは初でした。

接木に関しては、マミズさんは去年はみださん園地でやってのが初めてで、その後ご自身の園地で接木をやられたそうなんですが、これが見事に大成功していました!

 初めてのブルーベリーの接木が1年でなんと170センチにもなる信じられない事態に!

地植えホームベルに接木したスパルタンは見事に立派な姿になっています。しかも1本だけではなく、170センチ級が3本くらいあり、100センチ超えも多数。

全部で何本あったか覚えていませんが、(15~20くらい?)失敗株は1つだけ。 

これ驚異的じゃありませんか!?

170センチまで生長するのもすごいですが、成功率も信じられません!

 バルドウィン穂木の接木も10数個ありましたが、こちらは100%全部成功していました。伸長はスパルタンに及ばずでしたが、それでもほとんどが1メートル前後まで生長。

 はみださんも長いブルーベリーキャリアの中でここまで成功している接木は見たことないとおどろいていました。 

もともと20数年もののラビットアイが何千本と植わっている園地です、穂木に送られるパワーが違うんだろうと思います。

マミズさんの腕前もさることながら、樹齢を重ねたラビットアイは成功率も上げてくれるのかもしれません。

あと周囲が林のようになっていたので風被害軽減出来た?というのも小さい要因かもしれません。

 この日の動画もありますので良かったら見てください。

マミズさん園地はほとんどがラビットアイですが、全部が年数経っているので接木のやりごたえがあります。そしてこれは私が望む状況で、ハイブッシュを自根で育てるよりも、まずはラビットアイを植えて、大きくなったらハイブッシュに変えていく。

とこれがいきなりできる状況なので、とても羨ましく思います。 

また頃合いみて、接木スパルタンの様子を見に行きたいと思います。

そして今年はピンクレモネードの穂木をお譲りしたので、来年それがどうなっているかも楽しみです。 

接木で無肥料

話の焦点は少しずれますが、美味しいハイブッシュブルーベリーは自根では時間も掛かるし失敗も多く、時間とお金体力の消耗が激しいです。

早く生長させようとつい窒素肥料も多くなりがちです(たぶん)

それを考えるとラビットアイ台木の接木ハイブッシュなら樹勢も強く、肥料に頼ることなく、美味しい実を収穫できるようになります。

という事で私の無肥料・自然栽培に接木は相性が良いと感じています。 

すでに自根ハイブッシュを大量に植えてはいますが、少しずつ接木ハイブッシュを増やして入れ替えていこうと思います。 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。