今回はハウス栽培のアボカドの冬支度を紹介します。

去年は内張を信じていました…

まずは去年ですが、去年はせっかちな事に、9月中に越冬用の二重張りハウスを作り、暑いうちからアボカドをハウスの中へ放り込んでました。内張があれば冬は超えられると思っていたのですが、行動が早過ぎたため、木自体が低温順化出来ず、また若木だった事からほとんどが地上部半分枯れる羽目になってしまいました。

当時のビニールハウスDIYのブログです↓

今年は重装備

今年は去年の反省もあり、11月後半までは外管理で寒さにあて、耐寒性を養いました。ホルモンの関係なんですかね⁉︎低温順化って。細かい仕組みはわかりませんが厳しい条件下で強くなるのは何となく理解できます。

さて、とは言っても今年は去年と同じ轍を踏むわけにはいきません。何せ去年地上部ほとんど枯れてようやく1年前の状態に戻ったわけですから。1年無駄にしました涙。

ということで今年取り入れたのは、シーツです!
これは放射冷却を防ぐアイテム、特に晴れて天気の良い日はハウス内の熱が天井を突き抜けて宇宙へ逃げてしまいます。そこでこれが熱を跳ね返す雲のような役割を果たすのでは?と考え天井に敷いてみました。多分何も無いより全然良いと思います、理屈上。

それともう一つは暖太郎です。
これはかなりの強力な味方です。

最低気温が外気で、12/19は-0.5、12/20で-1.8になりましたが、ハウスの中は0.5を保ってくれました。
これ自体温度を上げるためのものではなく、気流を循環させて霜を降ろさないというのがコンセプトらしいのですが、灯油使っているわけですから、ハウスに入るとちょっとモワッとして安心できます。

ちなみに夜間点けると、通りから灯りが見えるため囲いを作りました。
通行人から不審に思われないようにです。

ちなみに囲い無しで夜間はこんな感じです。暖太郎の上部から気流が発生し熱気を回してくれます。

これでハウスを温めて、シーツで熱を逃さない、というわけです。

どうでしょう!?
今年は一つも枯らさず冬越え出来そうな気が、、、、自信が出てきています(笑)

ちなみにデジタル温度計も買いました。
Goveeのアプリを入れると、スマホでリアルタイムで温度が確認でき、設定温度を上回ったり、下回ったりするとアラームが鳴ります。これは便利です!

ただ…ただですよ。
アラームに気が付かなかったらどうします?

場合によっては、1回の見逃しで多くが枯れてしまうかもしれません。

ですので、最初はアラーム鳴ったら暖太郎点けようと思っていましたが、だったら毎日22時に点けよう、という考えになりました。

という事で今年は、シーツ、暖太郎、デジタル温度計を導入しアボカド全員越冬を目指します!
ちなみに今年は内張は側面のみでドア面とその問面はやっていません。がその代わり藁囲いをしています。

去年は内張と簡易不織布のみでした。

さてどうなる事でしょう…